山椒の種類は色々あります。 朝倉山椒・ブドウ山椒・フユサンショウ・野サンショウ
などなど…。 そしてこれがイヌサンショウ。
三年前に山から採取して挿し木で育て、圃場に植え替えて、今この様に育っています。
栽培用の朝倉山椒とはだいぶ見た目が違います。
イヌサンショウは日本各地の山野に自生しており、トゲはあるが根が強く、乾燥にも
よく耐えるので、接ぎ木苗の台木として用います。 果実、葉には異臭があり、食用には
できません。
普通の山椒とは違い今頃花が咲いたり青い実が生ったりしています。
この実の付き様はあまり多くて不気味な感じもします。
葉っぱの形も違います。 でも山椒の仲間です。
今年はフユサンショウの種も採取しましたが、このイヌサンショウも採取して
来春に台木用に種まきをします。
今、山椒畑では連日、草刈りに追われています。かなり大草になっています。