今年の実山椒の収穫を一週間前から行ないました。
今年は例年より気温が低く、収穫時期が遅いと思っていましたが、例年とほぼ同様の
時期の収穫となりました。
木々もだいぶ成長し実のつきも良く、昨年以上の収穫量が見込めます。
品種は朝倉山椒。 大粒の実が一房に100粒以上生っています。
ちなみに2年前に植栽した野サンショウも元気が良く成長しています。
野サンショウは葉を収穫して山椒番茶等で加工用に使います。
実山椒の収穫は約一週間、それぞれの畑を移動しながら大勢で実を摘む作業をします。
大きな木は一本に4~5人で取り掛かることがあります。 ひたすら手で一房づつ摘み取り、
かごに入れ集荷したものを集荷場まで運びます。
集荷場では選別作業が行なわれます。 これも根気が要る大切な作業です。
きれいに選別した山椒は 水洗い、湯通し、計量、真空パック、冷凍保存 の工程を新鮮なその日の
内に行います。
ことしは天気も良く収穫作業が順調に進み、毎日15人くらいで一週間の収穫作業でした。
収穫量は昨年の約2.5倍の量でした。
これからまた収穫した実山椒での加工品製造販売の1年間が始まります。
雅(みやび)