今年の花山椒の収穫が、1週間ほど前に全て終わりました。
一本の木から僅かしか採れない、貴重な花サンショウです。 収穫期間も1週間から
10日間くらいしかありません。 今年の収穫量は3.5kgほどですが、昨年の約2.5倍ありました。
最後の収穫の様子
ところで、実山椒(雌の木)は今こんな状況です
アップで撮ると、花山椒(雄の木)の蕾との違いがよく分かります
先端に鬼の角みたいなものがあるのが分ると思います。 やがてこの角の
下の部分が大きくなり、丸い粒々の実に成長します。
今年は低温異常気象により、農作物の霜被害が全国各地であったそうです。
山椒も「霜にやられた」 という話しを聞きました。
当社では、前のブログでも紹介しましたが 、シート等により霜対策を行っていたおかげで
霜の被害は殆どありませんでした。
朝晩の冷え込みも和らいできましたので、昨日から霜対策用のワラを外しました。
先日からワラの間から新芽が窮屈そうに出てきています。
外した後は、山椒も窮屈さが解消され、ほっとしているように感じます。
ワラを外す作業をしていると、なにやら小さく動く物体が、、、、、、
生まれたばかりの、動物の赤ちゃんです。手に乗せると目をつむったまま、少しづつ動いています。
一見ネズミのように見えますが、顔の口元と手足の様子から、どうも「モグラ」の赤ちゃん
のようです。
「モグラの赤ちゃん」なんてとても珍しく、あんまり可愛かったので家に持って帰り、
子供たちに見せたら、とても喜んでいました。
その後、この「モグラの赤ちゃん」はどうなったのでしょうか?
雅(みやび)